● 吉祥図案のベストセラー鳳凰。
透明な硝子に重ねて硝子を焼付けそれを削っていく乾龍硝子の技法で作られた鼻煙壷です。
鳳凰モチーフのものが多く躍動感あふれる硝子彫刻が見るものの目を引きます。
この技法は清の乾隆年間にもっとも制作が盛んになったものなので通称乾隆硝子と呼ばれます。
分類上は『硝子鼻煙壺』ですがここでは便宜上『乾隆鼻煙壺』と呼びます。
中国名は『二色套料鼻煙壺』、中国では透明色(この鼻煙壺の場合の緑色以外の部分の色)のことを『白色』と言います。
透明色(白色)と緑色、この2つを2色と呼びます。
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